はたらき方(眼科のこと)

先日から近くの眼科へ通っている。ドライアイとのことで、週に一度はここにおいでなさい、とのことだったから、その日も、眼科へきていた。その日はとても空いていた。いや、先客はだれもいなかった。その日わたしはその後の仕事のために、余裕を持って来ていたものの、まぁそこそこ早く終わったらいいなぁと思っていた。受付が済んで、待つこと15分。姿勢を変えてそのあと10分ぐらい。なんでだろう、先生が来る気配はない。手術の日なのかしら。看護婦さんはたくさんいて、わたしはここに座っているのに、誰も声をかけてはくれない。なんだか、わたしは取り残されているような気がしていた。そのうちに、近くで看護婦さんたちが雑談を始める。清潔感のある、かわいい看護婦さん、ふたりがここで、仕事とはぜんぜん関係ない話を繰り広げる。あいらしく、ころころと、たのしそうに話す。でもわたしは、ぜんぜん、楽しくない。そのうち看護婦さんがひとり入れ替わりで来て、また雑談を始める。楽しそう。なんだかなぁ、おしゃべりばっかりしないで、早く診てよね!って思ったとき、ハッとした。なんでこんなせかせかしているんだろう?目の前での雑談を許せないと思うなんて。「勤務時間内のおしゃべりは許せない」と思うようになったのは、いつからなんだろう?そして、それにイライラしているのはいつからなんだろう。なんだろうこのモヤモヤは。こういうことって、ほかにもあるんだろうなぁ…。そしたら先生がきて、お待たせしましたってにこっとしてくれた。わたしは、ここにいるんだよなぁって思い出した。ちょっと、ほっとした。引き続き考察を深めていきたい。